太郎くんとのお付き合い『58』またしても、置いていかれてしまいました。。
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- 『ネット婚活』太郎くんとのお付き合い
あまり気の進まない朝日とは対照的に、太郎くんは目に見えて興奮している様子で、朝日の腕を軽く引っ張りながら、こう言ってきました。
太郎くん「ここまで来たんだから、乗るが勝ちだよ!」
そんな、、無理矢理、強引に連れて来られて、『乗るが勝ち。』って言われても・・・・。(; ̄ェ ̄)と、正直、思ってしまいました。
気の進まない朝日に、太郎くんが『観覧車、怖いの?』と、珍しく気遣いを見せてくれたので、『そんなに得意じゃなくて。』と、素直に言ってみたのですが・・・・。
太郎くん「ここの観覧車、床が透明なのもあるみたいだから大丈夫!」
な、なにがどう『大丈夫』なのっ?( ̄O ̄;) と、訳のわからない言葉に、混乱してしまいました。。
『観覧車が苦手。』と聞いたら、まず、『高所恐怖症なのかな?』と、思うのが一般的なような気がしますが、どうやら、太郎くんの場合は、『閉所恐怖症なんだな!』と受け取ったようでした。
あれは、『透明な床は開放感があるから平気。』とゆう意味だったのね。。と、すこし経ってからの会話で、やっと納得することが出来ました。(; ̄ェ ̄)
こんなちょっとしたことでも、意思疎通が出来ないのに、このまま、付き合っていくことなんて、やっぱり無謀なのでは。。と考えていると、太郎くんが、突然、こんなことを言い出しました。
太郎くん「どれぐらいかかるか、ちょっと聞いてくる!」
そういうや否や、朝日が何か言葉を発する前に、走って行ってしまったので、仕方なく、列に並んで待つことにしました。(ーー;)
・・・・ところが、すぐに戻ってくると思った太郎くんは、なかなか戻って来ませんでした。。