太郎くんとのお付き合い『63』太郎くんが1人で、お土産屋に行った理由が分かりました。
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朝日の横に座ったまま、太郎くんがボソッと、こう言ってきました。
太郎くん「今日、どうだった?」
んんん?『どうだった?』と言われても、『・・・最悪でした。』としか。。(ーー;)
とはいえ、さすがに、今のこの状態でボロクソには言えないし、かといって、『楽しかった!』とは、嘘でも言いたくない・・・・。
朝日「え〜と・・・、イルミネーション、すごく綺麗だった。」
悩んだ結果、小学生の日記のような、なんとも単純な返事になってしまいました。( ̄▽ ̄;)
素直に、思ったままを言ったのですが、太郎くんから「他には?」と聞かれてしまいました。
『他には?』って聞かれても・・・・、一体、太郎くんは、朝日になにを言わせたいんだろう?という気持ちに。。( ;´Д`)
朝日「他は・・・・、あ、あと思ってたより大分風が強かったから、もっと厚めのマフラー巻いてくればよかったな〜って。」
こうゆうことじゃないんだろうな・・・。とは思いつつも、そう言ってみたのですが、意外なことに『あっ!俺もそう!』と、太郎くんが食いついて来ましたっ。(@_@ ;)
例の、ダボダボズボンを引っ張りながら、『これさ〜。』と話し始め・・・・。
太郎くん「外出る用のやつじゃないから、風がス〜ス〜するの!さっき我慢できなくて、お土産屋に逃げ込んじゃった。」
朝日「・・・ぇえっ?!(゚o゚;; 」
ちょ、ちょっと待って!それって、朝日が乗りたくもない観覧車に、寒空の中並んでる間、自分は1人で暖を取ってたってことっ?!( ̄O ̄;)
しかもそれを悪びれもなく、ケロッと言ってしまうのもどうなの。と思ってしまうのですが、。
さすがに、これは黙っていられない。と思った朝日は、「それさ、私が1人で並んでる時のこと?」と、キツめに問いただしてしまいました。