太郎くんとのお付き合い『77』どちらにせよ、上手くいかなかったんだと思います。
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朝日の言葉に太郎くんは、「ただお礼言われただけだよ。」と返してきました。
ただ、なにか気に掛かってる様子だったので、そのまま、様子を伺っていると。。
太郎くん「・・正直いうと、耳の近くでモニョモニョ言うからよく分かんなかった。」
えぇ〜。これは、多分、誤魔化してる。よね・・・・。
そう思ったところで、続けて太郎くんが、「あのヒト、歯が出てたからかな?それとも舌が長いのかな?」と言いだしたので、ぎょっとしつつも、あっこれは本当に聞き取れなかったんだな。。と理解しました。
それにしても、なんともバッサリと言うな。。( ̄◇ ̄;) と、あまりの言い様にすこし引いてしまったのですが、先程のあの光景を思い出すと、多少スッキリしてしまった朝日も、大概、嫌な人間ですね。。(; ̄ェ ̄)
そこまで考えたところで、そういえば朝日も、顔の長い微妙なマスコットに例えられたばかりだった。と、嫌なことを思い出してしまいました。。(;´Д`A
先ほどの彼女の行動より、太郎くんの発言のインパクトが強く、頭の中からすっかり記憶が吹っ飛んでしまいました。
しかし、太郎くんといると、何を言い出すのか分からず、常に緊張してしまうことになるんだろうな。と思ってしまいました。
本人に、まったく悪気がないところが、また・・・・。(~_~;)
朝日はむしろ、そういうところが好ましい。と思っていたハズだったのですが。。
付き合ってから、そこそこの期間が経ちますが、ここまで長い時間、一緒に過ごしたのは初めてで、イロイロ見えたというか・・・・、見え過ぎたというか。。(ーー;)
朝日だけじゃなく、太郎くんの方も、朝日と付き合っていくことに対して悩んでいたみたいだし、どちらにせよ、朝日たちが上手くいくことは無かったんだろうな。と思ってしまいました。
来たときは、あんなに浮かれてたのにな・・。と、複雑な気持ちになりながら、イルミネーションの道を戻りました。
そして、ようやく駅にたどり着きそうだと言う時に、太郎くんがこんなことを言ってきました。