ネット婚活15人目完二さん『33』初面接の終わりは後味の悪い物に。。
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朝日「じゃあ、妹が着いたみたいなので、これで。。今日はご馳走になったり、送っていただいたり、イロイロ本当にありがとうございましたっ。」
朝日がそう言い終わるや否や、完二さんは「車、どこどこ?」と言いながら、辺りをキョロキョロとし始めました。
朝日が、「えっと。。あのコンビニの先です。」と言うと、朝日の指をさした方を確認したあと、歩き始めましたっ。
ダメだ。このままだったら、挨拶しかねない勢い・・・・。( ̄O ̄;)と、思った朝日は、先を歩く完二さんに向かって、慌てて口を開きましたっ。
朝日「あの、ごめんなさい!まだ、妹に見られるのは、ちょっと気恥ずかしいんで。。(^◇^;)」
もう、正直に言ってしまえ!とゆう思いでそう言うと、完二さんはハッとした顔をして、「そうだよね〜。いきなりこんな奴が現れたらビックリしちゃうよね。なんか、ごめんね。。(T_T)」と言い、シュン。。としてしまいました。
朝日「いえ、完二さんが悪いとかではなく、妹がおしゃべりなんで、余計な詮索されたくないだけなんですっ。(>_<)」
テンパりながらしゃべる朝日に、完二さんは優しく、こう言いました。
完二さん「朝ちゃん、べつに怒ったりしてないから、大丈夫だよ〜。じゃあ、もう帰るね。バイバイ。(^_^)」
そう言って、駅に向かって歩いていく完二さんの後ろ姿を見つめていると、とてつもない罪悪感が襲ってきました。。(T_T)
ハァ。。やってしまった。。と思っていると、妹から『ちょっと、早くしてよ!』と催促のラインが来たので、足の痛みを堪え、走って車に向かいました。